LPとは?意味・役割・作り方・改善方法まで完全解説

LPとは?意味・役割・作り方・改善方法まで完全解説

「LPとは何か分からない」「ホームページと何が違うのか説明できない」
そんな状態のまま、広告やWeb施策を進めてしまっていないでしょうか。

LP(ランディングページ)は、Webマーケティングにおいて成果を大きく左右する重要な施策です。一方で、「とりあえず作っただけ」「他社を真似して作っただけ」のLPでは、思うように成果が出ないケースも少なくありません。

LPで成果を出すために重要なのは、
正しい役割の理解、設計の考え方、公開後の改善までを一貫して行うことです。

本記事では、

  • LPの意味・定義と基本的な役割
  • ホームページやECサイトとの違い
  • LPを導入すべきかの判断基準
  • 成果を出すための構成・制作ステップ
  • 公開後の改善方法(LPO)
  • 運用時に注意すべき法律・リスク

までを体系的に解説します。 

「これからLPを作るべきか迷っている方」から「すでにLPを運用しているが成果に伸び悩んでいる方」まで、実務にそのまま活かせる内容をまとめています。

LPとは?意味と基本的な役割

LPとは?意味と基本的な役割

LP(ランディングページ)」とは、略称として「LP(エルピー)」と呼ばれ、直訳すると「着地するページ」という意味になります。LPには「広義」と「狭義」の2つの定義が存在します。

広義のLPと狭義のLPの違い

LPには「広義」と「狭義」の2つの意味があります。

広義のLP

ユーザーが検索結果や広告などを経由して、サイト内で最初にアクセスしたWebページ全体を指します。この意味では、トップページやブログ記事もLPに含まれます。

狭義のLP

Webマーケティングで一般的に使われる意味で、ユーザーに特定の注文や問い合わせなどのアクションを促すことに特化した1ページ完結型のWebコンテンツを指します。

一般的に「LPを作る」「LPの成果」と言う場合は、狭義のLPを指しているケースがほとんどです。

LPの基本的な役割と目的

LPの最大の役割は、訪問者のコンバージョン率(CVR)を最大化することです。

商品購入や資料請求、お問い合わせなどの特定のコンバージョン(CV)へとユーザーを導くため、営業担当者のセールストークを1枚のページに凝縮したような構成で、迷いなくゴールまで案内します。

また、広告やSNS、メルマガといった流入経路やターゲット属性に応じて訴求内容を最適化できるため、効率よく成果を上げることができます。

LPとホームページ・ECサイトの違い

LPとホームページ・ECサイトの違い

ランディングページ(LP)、ホームページ(HP)、およびECサイトは、いずれもWebマーケティングにおいて重要な役割を果たしますが、その目的、構造、ユーザーの動き(導線)において決定的な違いがあります。

LP(ランディングページ) ホームページ(HP) ECサイト
主な目的 特定のアクション(CV)の獲得 幅広い情報の提供・ 信頼醸成 商品の比較・検討・販売
ページ構成 1ページ完結・縦長 多層構造 (複数ページ) 多層構造 (商品数が膨大)
リンク数 限定的 (離脱防止 非常に多い (回遊促進 多い (商品間を回遊
主な流入元 Web広告、SNS、 メルマガ 自然検索、 指名検索 自然検索、SNS、 広告

目的の違い

LP(ランディングページ)は、商品購入や資料請求、会員登録といった特定の行動(コンバージョン:CV)をユーザーに起こしてもらうことに特化したページです。目的は明確で、「このページを訪れたら、最終的に何をしてほしいのか」が最初から決まっています。

一方、ホームページ(HP)は、企業情報や製品紹介、採用情報などを網羅的に掲載し、企業やサービスへの理解や信頼を深めてもらうことが主な目的です。必ずしもその場で行動を促すことだけをゴールにはしていません。

ECサイトは、複数の商品を取り扱い、ユーザーが自ら商品を検索・比較・検討しながら買い物を楽しむことを目的としています。購入というCVは存在しますが、回遊しながら選ぶ体験そのものが重視されます。

構成とデザインの違い

LPは、基本的に1ページ完結型の縦長レイアウトで構成されます。ユーザーの興味を引き、納得させ、行動へ導くために、セールストークのようなストーリー性を持たせた情報配置が特徴です。読む順番まで設計された構成になっています。

ホームページは、トップページを起点に、会社案内やサービス紹介、ニュースなどの下層ページへと広がる多層構造(ピラミッド型)が一般的です。情報を整理し、必要な内容を探しやすくすることが重視されます。

ECサイトはさらにページ数が多く、カテゴリページ、商品詳細ページ、カート、購入確認ページなど、複雑な構造で成り立っています。ユーザーが段階的に比較・検討できる設計が求められます。

リンク(導線)の違い

LPは、他のページへのリンクを極力排除し、コンバージョン(CTAボタン)以外の「出口」を作らない設計が基本です。ユーザーの選択肢を減らし、迷わせずにゴールへ導く「一本道」の導線が特徴です。

一方、ホームページやECサイトでは、ナビゲーションメニューや内部リンクを多く設置し、ユーザーが自由に情報を探せるように設計されています。特にECサイトでは、比較や回遊を促すために、関連商品やおすすめ商品へのリンクが重視されます。

流入経路(集客方法)の違い

LPは、SEOによる自然検索では上位表示されにくい構造のため、リスティング広告やSNS広告、メルマガなどの外部施策からの流入を前提として作られることが一般的です。広告の訴求とLPの内容を一致させることが成果に直結します。

ホームページやECサイトは、検索エンジンからの自然流入(SEO)や、社名・商品名による指名検索が主な集客手段です。長期的に情報を蓄積し、継続的な流入を獲得する役割を担います。

LPを導入するメリット・デメリット

LPとホームページ・ECサイトの違い

LPのメリット

  • コンバージョン率(CVR)の向上
  • 理想的な順序で情報を伝えられる
  • ページ移動による離脱を防げる
  • ターゲットに合わせた最適化が可能
  • 効果測定と改善のしやすさ

LPは、購入や資料請求、会員登録といった特定のコンバージョンへユーザーを導くことに特化したページです。ページ全体が一つの目的に向かって設計されているため、ホームページよりも高いコンバージョン率(CVR)が期待できます。

1ページ完結の縦長構成により、問題提起から解決策、実績、行動喚起までをセールストークの流れで伝えられる点も特徴です。また、他ページへのリンクを極力排除することで、途中離脱を防ぎ、ユーザーの意識をゴールに集中させられます。

さらに、広告やSNS、メルマガなどの流入元やターゲットに合わせて内容を最適化できるため、訴求のズレが起きにくく、効果測定や改善(LPO)もしやすい点がメリットです。

LPのデメリット・注意点

  • 制作および運用のコストとリソース
  • SEO(検索エンジン最適化)に弱い
  • 直帰率が高くなりやすい
  • 情報の網羅性がない

LPは高い成果が期待できる一方で、制作・運用には一定のコストとリソースが必要です。高品質なLPを外注する場合、数十万円以上かかることもあり、公開後も分析・改善を継続する体制が求められます。

また、構造上SEOに弱く、自然検索からの集客には向いていません。広告など外部施策との併用が前提になります。さらに、内容がユーザーに刺さらなかった場合は即座に離脱されやすく、ファーストビューや構成の良し悪しが成果に直結します。

LPは一つの目的に特化しているため、企業全体の情報を網羅する用途には不向きです。検討期間が長い高額商材では、他のコンテンツと組み合わせた設計が必要になります。

LPに向いている商材・向いていない商材

LPに向いているのは、1枚のページでその魅力を十分に伝えることができ、訪問者が比較的容易にアクション(購入や申し込み)を判断できる商材です。

LPに向いている商材・サービス

リピート性の高い消費財(D2C・通販)

LPとホームページ・ECサイトの違い

食料品、美容グッズ、サプリメント、日用品などは非常に適しています。

 特に「お試しセット」や「初回限定割引」などの強力なオファーがある場合、1ページで納得感を与えて購入まで完結させやすいため、強力な武器となります。

知識・スキル提供型のコンテンツ

LPとホームページ・ECサイトの違い

イベント、ウェビナーの集客、学習コンテンツ、教材などが挙げられます。

参加するメリットや得られるスキルを整理して伝えることができるため、ユーザーの意欲を高めやすいのが特徴です。

BtoBのリード獲得(見込み客集め)

LPとホームページ・ECサイトの違い

資料請求、ホワイトペーパー(お役立ち資料)のダウンロード、無料相談の予約などが該当します。

問い合わせフォームまでを一本道で設計することで、余計な離脱を防ぎ、効率的なリード獲得が可能になります。

LPに向いていないケース

LPに向いていないのは、検討材料が多すぎて1ページでは判断が難しいものや、制作・運用コストに対して利益が見合わないものです。

高額かつ検討期間が長い商材

LPとホームページ・ECサイトの違い

不動産や自動車などが代表例です。

これらは購入への判断材料が非常に多く、ユーザーが慎重になるため、1枚のLPだけでアクションを起こさせるのは困難です。

低単価すぎる商材

LPとホームページ・ECサイトの違い

金額が安く気軽に買えるものはユーザーのハードルは低いですが、LPの制作費や広告運用コストに見合った利益が得られにくいため、ビジネス上の効率が悪くなります。

多種多様な選択肢を売りにする商材

LPとホームページ・ECサイトの違い

ファッションアイテム(アパレル)や飲食店の集客などが含まれます。

一つの商品に絞り込んだ訴求が難しく、ユーザーが多くの選択肢から「比較・検討」して選びたいというニーズを持つ場合、回遊性の高いホームページやECサイトの方が適しています。

LPの基本構成【3部構成】

ファーストビュー(FV)

LPとホームページ・ECサイトの違い

ユーザーがページにアクセスした際に最初に目にする領域で、LPの中で最も重要なパートです。ユーザーはページを開いてから約3秒で読み進めるかどうかを判断するため、瞬時に興味を引く必要があります。

メインビジュアル

商品やサービスを利用した後のポジティブな未来(ベネフィット)を想起させるインパクトのある画像。

キャッチコピー

ターゲットの悩みやニーズの核心を突き、解決策を提示する短い言葉。

CTA(行動喚起)ボタン

資料請求や購入など、次のアクションへ即座に移れるボタン。

権威付け

「売上No.1」「満足度90%」といった実績を数字やロゴで示し、信頼感を与えます。

ボディ(本文パート)

LPとホームページ・ECサイトの違い

ファーストビューで興味を持ったユーザーに対して、商品やサービスの具体的な魅力を伝え、納得感を高めるエリアです。

共感・悩み(問題提起)

「こんなお悩みはありませんか?」とターゲットの課題を言語化し、共感を誘います。

ベネフィット(解決策)

商品の機能ではなく、それを使うことでユーザーの生活がどう良くなるのかを提示します。

証拠・実績

メディア掲載実績や公的なデータ、導入企業数など、主張を裏付ける情報を提示します。

お客様の声

実際の利用者の口コミや事例を掲載し、ユーザーの不安を解消して安心感を与えます。

クロージング

LPとホームページ・ECサイトの違い

ページを読み進めたユーザーの背中を押し、最終的な決断を促すエリアです。

FAQ(よくある質問)

ユーザーが抱きがちな疑問や不明点を先回りして解消し、離脱を防ぎます。

オファー(特典・限定性)

「期間限定の割引」「先着○名様」「初回無料」などの特典を提示し、「今すぐ」行動すべき理由を作ります。

入力フォーム

手間を最小限に抑えた、シンプルで使いやすいフォームを配置します。LPを制作する際に「効果の出るランディングページ(LP)の作り方とは?おさえておきたい構成やデザインのポイントを解説」も参考までにご覧ください。

成果の出るLP制作ステップ

LPとホームページ・ECサイトの違い

目的・KPI設定

LP制作の最初の、そして最も重要なステップは、「誰に」「どのような行動を取ってほしいのか」というゴール(コンバージョン:CV)を明確に定義することです。

商品購入や資料請求、問い合わせなど、促したいアクションを一つに絞り、その成果を測るためにCVRや獲得件数、ROASといったKPIを設定します。ここで定めた目的が、デザインやキャッチコピーなどすべての判断基準となり、LP制作全体の方向性のブレを防ぎます。

ペルソナ・シナリオ設計

次に、ターゲットとなるペルソナ(想定ユーザー像)を具体的に設定し、そのユーザーが納得して行動に至るまでのシナリオを設計します。年齢や性別といった属性だけでなく、「どんな悩みを抱え、どのような状況でLPに訪れるのか」まで掘り下げることが重要です。そのうえで、ユーザーの心理変化に合わせて、共感(問題提起)→ 解決策の提示(ベネフィット)→ 信頼性の証明(実績・事例)→ 行動喚起(クロージング)という王道のストーリーを組み立てます。

単なる機能説明に終始せず、商品やサービスを利用することでユーザーの未来がどう良くなるのかというベネフィットを中心に伝えることで、行動につながりやすくなります。

ワイヤーフレーム作成

設計したシナリオをもとに、ページの設計図となるワイヤーフレーム(構成案)を作成します。 キャッチコピーや商品紹介、ベネフィット、導入実績、CTAボタンなどの配置を決め、ユーザーを迷わせない一本道の導線を設計します。

また、ナビゲーションなど他ページへのリンクは極力排除し、コンバージョンに集中できる構成にします。一つの目的に特化させるため、余計な情報は削ぎ落とし、ユーザーが本当に知りたい内容だけに絞り込むことが重要です。

デザイン・コーディング

ワイヤーフレームを基に、視覚的なインパクトを与えつつ、Web上で正しく機能するようにデザイン・実装を行います。
特に重要なのがファーストビュー(FV)で、ユーザーがページを開いて数秒で判断するため、ベネフィットが直感的に伝わるビジュアルとコピーを配置します。

また、アクセスの多くを占めるスマートフォンを前提に、読みやすさやボタンの押しやすさを重視したモバイル最適化(レスポンシブ対応)が欠かせません。
実装後は、表示速度やフォームの動作確認、計測タグの設定などを行い、公開に向けた最終テストを実施します。

LP制作をする際に「LP制作をする時に行うヒアリング項目について解説 | 株式会社clover

LP公開後の改善・最適化(LPO)

LPとホームページ・ECサイトの違い

なぜLPは作って終わりではないのか

LPは「作って終わり」ではなく、継続的な改善が前提の施策です。その理由は、LPに決まった正解パターンが存在せず、実際のユーザー行動を見ながら最適解を探していく必要があるためです。

公開後は、ユーザーの反応を分析し、仮説と修正を繰り返すことでコンバージョン率(CVR)を高めていきます。そのため、効果検証や情報更新といった運用リソースの確保が欠かせません。

また、ユーザーのニーズや競合環境は常に変化します。定期的にパフォーマンスを確認し、改善(LPO)を続けることで、はじめて成果を維持・向上させることができます。

ヒートマップ分析

ヒートマップ分析とは、ユーザーがページのどこに注目し、どこで離脱しているかを視覚的に把握できる分析手法です。
マウスの動きやクリック位置、スクロールの深さを色の濃淡で可視化することで、重要な情報が読まれているか、どの地点で興味を失っているかを確認できます。

これにより、読まれていないコンテンツの見直しや、注目されている位置への情報再配置など、具体的な改善施策を判断する材料として活用できます。

ABテストの優先順位

ABテストは、一部の要素を変えた2つのパターンを比較検証する手法ですが、効率的に成果を出すには実施する箇所の優先順位が重要です。

第1優先

ファーストビュー(FV): ユーザーはページを開いてから約3秒で読み進めるかを判断するため、FVのキャッチコピーやメインビジュアルの変更は、最もCVRに大きな影響を与えます。

第2優先

CTA(行動喚起ボタン): 「購入する」「資料請求」といったボタンの色、サイズ、配置、文言(テキスト)を最適化することで、直接的にアクション率を高めます。

第3優先

見出しやページタイトル: 各セクションの導入となる見出しを検証し、ユーザーが読み進めたくなる訴求を探ります。

EFO(入力フォーム最適化)

EFO(Entry Form Optimization)とは、コンバージョンの最終段階である入力フォームを、ユーザーがストレスなく完了できるように最適化する施策です。
入力項目が多かったり使いづらかったりすると、「面倒くさい」と感じて離脱(カゴ落ち)につながりやすくなります。具体的には、入力項目を必要最小限(目安として10項目以内)に絞り、住所の自動入力や入力ミスのリアルタイム表示、必須項目の明示などで入力をサポートします。
さらに「たった1分で完了」といった訴求や進捗表示を加えることで心理的な負担を減らし、コンバージョン率の向上につなげます。

EFOについては「EFOとは?施策例や実施手順を徹底解説」の記事をご覧ください。

LPの主な流入経路と集客戦略

LPとホームページ・ECサイトの違い

主な流入経路

LPへのアクセスは、主に以下のデジタルチャネルやオフライン媒体から発生します。

Web広告(運用型広告)

LPの最も主要な流入元であり、通常は広告と連動して運用されます。

リスティング広告

検索エンジンの検索結果に表示される広告で、特定のキーワードで検索した意欲の高いユーザーを直接誘導できます。

SNS広告

Facebook Instagram X(Twitter) LINE TikTokなどのSNSに出稿する広告で、年齢や興味関心に基づいた精度の高いターゲティングが可能です。

ディスプレイ広告 / DSP

Webサイトの広告枠にバナーなどを表示させ、特定のユーザー層に自動で配信します。

記事広告

ニュースサイトなどで記事として紹介される広告で、広告色を抑えて読ませることができます。

SNS(オーガニック投稿)

SNSの公式アカウントからの投稿や情報の拡散(シェア)を通じて、広範囲のユーザーにアプローチします。

メールマーケティング 

既存顧客や見込み客(リード)に対してメルマガを配信し、プロモーションの一環としてLPへ誘導します。

SEO(検索エンジン最適化) 

検索結果からの自然流入を狙いますが、LPは画像が多くテキストが限られるため、単独でのSEO効果は期待しにくい傾向にあります。

LPのSEO対策でお悩みの方は「LP(ランディングページ)のSEO対策はするべき?LPの種類に応じた効果的な手法を解説」をご覧ください。

オフライン媒体 

チラシ、パンフレット、看板などに記載した二次元バーコード(QRコード)を経由して、紙媒体からモバイルユーザーを流入させます。

流入経路に応じた集客戦略

LPの成果を高めるには、どこからユーザーが来るかに合わせた「最適化」が不可欠です。

流入経路ごとの出し分け(LPO戦略) 

ターゲットの検討度合いに合わせてLPの内容を調整します。例えば、検索意図が明確なリスティング広告からの流入には、結論を急ぐ「顕在層」向けにファーストビューで解決策を提示します。一方、SNS広告などは「潜在層」が多いため、共感や問題提起から始まるストーリー構成が効果的です。

広告クリエイティブとの連動(親和性) 

ユーザーがクリックした広告の画像やキャッチコピーと、遷移先のLPのファーストビューに共通性を持たせます。これにより、ユーザーが抱くイメージのギャップを抑え、直帰率を低減させることができます。

企業サイト・オウンドメディアとの連携 

SEOに強いブログ記事や公式サイトで集客し、そこから決定力の高い「フォワード」の役割を果たすLPへリンクで繋ぐことで、広告費を抑えつつコンバージョンを獲得する体制を構築します。

モバイル最適化の徹底 

SNSやQRコード経由のアクセスはスマートフォンの割合が非常に高いため(アクセスの約7割)、レスポンシブデザインによるモバイル対応は必須の戦略となります。

LP制作・運用に役立つツール

ランディングページ(LP)の制作から公開後の改善(LPO)に役立つツールは、その役割に応じて「制作・作成」「分析・改善」「デザイン・参考」の3つのカテゴリーに分けられます。

制作・作成ツール(CMS・ノーコード・MA)

専門的なコーディング知識がなくても、直感的な操作でLPを作成できるツールが多数存在します。

Canva(キャンバ)

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:誰でも美しいデザインが作成できる | Canva

デザイン初心者でもドラッグ&ドロップで簡単に編集できるオンラインデザインツールです。豊富なテンプレートに加え、AIによる画像・文章生成機能も備わっており、独自ドメインでの公開も可能です。

HubSpot Content Hub

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:あらゆる規模のビジネスに対応するコンテンツ マーケティング ソフトウェア|HubSpot(ハブスポット)

ノーコードでLPの作成や更新ができるツールで、CRM(顧客関係管理)と連携してユーザーごとにコンテンツをパーソナライズする機能もあります。

Blue Monkey(ブルーモンキー)

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:BlueMonkey

コンバージョン獲得に特化した業種別のテンプレートを豊富に備えるCMSです。顕在層・潜在層向けの出し分けや、ABテストのためのページ複製機能が特徴です。

SATORI

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:マーケティングオートメーションツール SATORI

マーケティングオートメーション(MA)ツールですが、LP作成機能を兼ね備えています。メール配信やリード管理と組み合わせた運用に適しています。

SHANON MARKETING PLATFORM

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:シャノンのマーケティングオートメーション

キャンペーン告知や資料請求などの目的に応じたLPを自動生成する機能を持っています。

フォームメーラー

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:フォームメーラー

テンプレートを選んで画像やテキストを編集するだけで、わずか30分でフォーム一体型のLPを作成できるツールです。

ペライチ

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:ペライチ

デザインやコーディングの知識がない初心者でも簡単にLPが制作・公開できるサービスとして挙げられています。

分析・改善ツール(LPO・アクセス解析)

LPは「作って終わり」ではなく、公開後のデータに基づいた改善が不可欠です。

Google Analytics (GA4)

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:お客様のビジネスに適した分析ツールとソリューション – Google アナリティクス

アクセス数、直帰率、コンバージョン率(CVR)などを測定するための必須のアクセス解析ツールです。

Google Search Console

LPとホームページ・ECサイトの違い

検索順位や検索キーワードごとのクリック数など、自然検索に関連する現状を把握するために活用されます。

ヒートマップツール

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:Microsoft Clarity – Free Heatmaps & Session Recordings

ユーザーがページのどこに注目し、どこで離脱したかを視覚的に可視化します。代表的なツールとして、Microsoft ClarityUser HeatSiTestミエルカヒートマップPtengineなどが紹介されています。

ABテストツール

LPとホームページ・ECサイトの違い

キャッチコピーやボタンのデザインなど、異なる2つのパターンを比較検証するために用いられます。Blue MonkeyなどのCMSにはこの機能が標準搭載されているものもあります。

デザイン・参考ギャラリーサイト

効果的な構成やデザインを検討する際に役立つ、実際のLPを集めたサイトです。

LP ARCHIVE

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:【総数44,451件】LPの最新デザインまとめ参考サイト|LPアーカイブ

国内最大級のLP専門ギャラリーで、PCとモバイルの表示切り替え機能があります。

LP advance

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:LP advance

キャッチコピーをまとめたページもあり、ライティングの参考にもなります。

SANKOU!

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:SANKOU!

シンプルで最新のデザイン事例を効率よくチェックできます。

Web Design Clip

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:Web Design Clip

業種やカラー、デザインタイプでの絞り込みが可能です。

ランディングページ集めました。

LPとホームページ・ECサイトの違い

引用:ランディングページ(LP)集めました。

2009年から続く老舗サイトで、幅広いトレンドを把握できます。

LP運用で注意すべき法律・リスク管理

LPとホームページ・ECサイトの違い

ランディングページ(LP)はコンバージョン獲得に特化した強力なセールスツールですが、その運用には厳格な法律遵守とリスク管理が求められます。

遵守すべき主要な法律

LPでは、商品の魅力を強調するあまり過度な表現になりがちですが、法的な規制を逸脱すると企業としての信頼を損なうだけでなく、罰則の対象となる可能性があります。

景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法) 

誇大広告や不当な表示を規制する法律です。実際よりも著しく優良であると誤認させる「優良誤認」や、価格などの取引条件を有利に見せる「有利誤認」などの表現は禁止されています。

薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律) 

化粧品、健康食品、美容機器、医薬品などを扱う場合に非常に重要です。これらの商材では、効果・効能の表現が厳しく制限されており、誇張した表現は法的に厳しく規制されます。

特定商取引法 

ECサイトなどで直接商品を販売する場合、販売事業者の氏名、住所、電話番号などを明示することが義務付けられています。ユーザーとのトラブルを未然に防ぐためにも、法令に基づいた正確な情報の掲載が必須です。

個人情報保護法 

入力フォームでユーザー情報を取得する際や、クッキー(Cookie)を利用する際に注意が必要です。改正個人情報保護法に基づき、適切な個人情報の取扱いとプライバシーポリシーの明示が求められます。

知的財産権に関するリスク管理

LP制作では、他者の権利を侵害しないよう細心の注意が必要です。
他人が作成した画像やイラスト、文章、有名人の写真、他社のロゴなどを無断で使用すると、著作権・肖像権・商標権の侵害にあたります。

自社で権利を保有していない素材を使用する場合は、必ず正当な許諾を得るか、ロイヤリティフリー素材を利用するなど、適切な対応を行うことが重要です。

実務運用におけるリスク回避のポイント

LPは一般のユーザーから見えにくい「クローズドなページ」として運用されることが多いものの、法的な責任は公式サイトと変わりません。そのため、コンプライアンス意識を軽視してはいけません。

企業情報やプライバシーポリシーの掲載、利用者の声に対する根拠データの提示などを適切に行うことで、ユーザーに安心感を与え、法的な信頼性も高めることができます。また、LPのテクニックによって商品を魅力的に見せることは可能ですが、継続的に成果を出すには、商品・サービスそのものの価値向上が不可欠です。誇大な表現で一時的に売れても、実態が伴わなければクレームやブランド毀損につながるリスクがあります。

まとめ

LPは、単にページを作れば成果が出るものではありません。
重要なのは、「誰に」「何を伝え」「どの行動を取ってもらうのか」を明確にし、そのための構成・導線・訴求を一貫した設計思想で組み立てることです。

また、LPには決まった正解はなく、公開後のデータ分析と改善(LPO)を繰り返すことで、はじめて本来の効果を発揮します。
広告との連動、ターゲットごとの出し分け、フォーム最適化、法令遵守など、運用まで含めて設計する視点が欠かせません。

もし、

  • LPを作ったが成果が出ない
  • これからLPを導入すべきか判断できない
  • 広告・LP・改善を一体で見直したい

といったお悩みがあれば、株式会社clover までお気軽にご相談ください。cloverでは、LP制作だけでなく、 戦略設計・広告運用・分析・改善まで一貫して伴走する支援を行っています。
現状の課題整理からでも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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