SEO内部対策は、ウェブサイト内のページやコンテンツの質を高め、検索エンジンに評価されるために最適化をおこなう、SEO戦略の1つです。ここでは、SEOの内部対策はこれだけはやっておきたい施策項目を10個紹介します。
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SEOの内部対策とは、ウェブサイト内部で行う最適化施策のことを指します。検索エンジンは、ユーザーに最適なコンテンツを提供するために、ウェブサイトの品質を評価します。内部対策を適切に行うことで、検索エンジンがサイトを正確に理解し、上位表示されやすくなります。具体的な理由を紹介します。
SEO内部対策と外部対策は、検索エンジン最適化における、二大要素です。内部対策はサイト内の技術的な最適化やコンテンツの質向上に焦点を当て、外部対策は他サイトからのリンク(被リンク/バックリンク)を獲得することに重点を置きます。おもな違いは以下になります。
また、以下の記事ではSEOの外部対策について解説しています。SEOの内部対策とともに外部対策も並行して進めていきましょう。
>> 「SEOの外部対策とは?具体的な方法と効果測定の仕方を解説
スマートフォンの利用が増えるなかで、モバイルフレンドリーなサイト作りは不可欠です。Googleはモバイルファーストインデックスを検索エンジンの評価に導入しており、モバイルサイト(スマホサイト)の評価を重視しています。以下の3つは注意しておきたい箇所になります。
ページの読み込み速度はユーザー体験とSEOに直結します。遅いページは高い直帰率を引き起こし、検索エンジンからの評価も下がります。以下の方法で改善を図りましょう。
HTTPSはセキュリティを強化するだけでなく、SEOにも有益です。GoogleはHTTPSをランキング要素として考慮しており、ユーザーの信頼性も向上します。証明書の導入方法は以下の通りです。
インタースティシャル(ポップアップ広告など)は、ユーザー体験を阻害することが多いため、慎重に扱う必要があります。Googleは過度なインタースティシャルを使用するサイトをペナルティ対象としています。以下は、適切な使用方法です。
XMLサイトマップは、検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくするためのファイルです。これにより、新しいページのインデックスが迅速に行われます。設置方法は以下の通りです。
内部リンクは、サイト内のページ同士をつなげるリンクです。これにより、検索エンジンがサイト全体を効率的にクロールできるようになります。以下の点に注意しましょう。
定期的なコンテンツ更新は、サイトの新鮮さを保ち、検索エンジンのクロール頻度を高めます。具体的な方法は以下の通りです。
パンくずリストは、ユーザーがサイト内のどこにいるかを視覚的に示すナビゲーション要素です。これにより、ユーザーエクスペリエンスが向上し、検索エンジンもサイト構造を理解しやすくなります。設置方法は以下の通りです。
不要なページや低品質なコンテンツがインデックスされると、サイト全体の評価が下がる可能性があります。これを防ぐために、noindexタグを使用しましょう。
リンク切れはユーザー体験を損ない、SEOにも悪影響を与えます。定期的なチェックと修正が必要です。以下のツールを活用しましょう。
SEO内部対策は、ウェブサイトの検索エンジンランキングを向上させるための重要な要素です。ユーザービリティとクローラビリティの両面からアプローチすることで、サイトの品質を総合的に向上させましょう。これらの対策を継続的に行うことで、検索エンジンからの評価が高まり、ユーザーにも愛されるサイトが実現できます。
今回紹介した10個の項目以外にも、内部対策をおこなううえで重要な要素は多数あります。弊社cloverではあらゆるクライアント様のSEO施策サービスを伴走型で支援しています。またSEOだけに限らず、ウェブサイト全般の課題解決をサポートしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。